山之守護神堂・淡島堂 落慶法要

弥生3月、春うららかな佳い日でした。境内には、沈丁花の香りが満ち満ちて、心なごやかにしてくれていました。白梅,紅梅も咲き競うなかを参拝させていただきました。

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その昨日は、山之守護神堂、淡島堂の落慶法要が宗祖覚恵上人様ご恩日法要に先立って厳修されました。境内のお山の中腹に、檜の香りたつ御堂が輝いて見えました。

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山之守護神堂は、故、田平親先生が奥之院に参拝された折,身丈九尺、齢四百年の大蛇が現われ、「大師山の主である。仏の道へ供養してほしい」と、昭和27年12月27日開眼供養されたもの。更に翌年、身丈一丈五尺、齢六百年という大蛇が現われ、「矢滝の山の主である。妻同様に供養してほしい」といい、同年、7月21日石像を作り開眼供養したと。御堂については、昭和42年、大工棟梁の無報酬ご奉仕の志にて建設されたとのこと。

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また、淡島堂については、故、照春先生が大本山参詣の砌、淡島大明神より「そちらに座するぞ。御堂を温泉津は櫛島に向けて立てよ」との御垂示があり、昭和31年、急遽、櫛島の石にて石像を作り、御堂を建立されたとのこと。

今回の御堂は、これらの建替えが行われたものですが、原木や諸々の資機材の提供、索道建設、搬送、基礎、建設工事と、多くのお同行さまのご厚志によって完成されたとのこと。心より感謝させていただくものです。

合掌

(管理人)

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