植樹祭

今年は、暖冬とのことですが、暖かいながらも朝夕の冷え込みで、お山は色付き始めています。山懐は赤く染まりつつありますが、大銀杏の木やもみじなどはまだ薄緑色でした。それでも木枯しの季節の到来を予感させてくれる境内の草木です。

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今日は、親先生の呼び掛けで、植樹祭が行われます。植え付けるのは「姥目樫」で、その実(どんぐり)が山に住む動物たちのエサになり、 また、山を災害から守ることも期待され、将来は、良質の木炭としても利用できるなど、自然環境にやさしい取組みとして今後も守り育てて行くことだそうです。あちこちで文化祭や地域お越しが予定されている中、都合を付けて集まられたお同行さまは、急な斜面に注意を払いながら約50本の苗木を植付けておられました。

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親先生の11月のおことばは「歓喜心(かんぎしん)仏法(仏さまの教え)に出会い、その道を歩むことのよろこび」とあります。私ごとですが、仏さまに近くなったと感じたのは、四国に転勤し、お寺巡りをするようになってからでしたが、家内がお世話になっていた親先生との出会いが一層、仏さまの色々を知りたいなどと思う心を掻きたてるようになりました。歓喜心などというほどには値しないとしても「させていただく」ことによろこびを感じて日々を過ごさせていただいていることに感謝しているものです。  

(合掌)

管理人