多忙を潜り抜けてお参り

年金生活ながら仕事もボランティアも少しずつではありますが、させていただき、多忙?な日々がつづいており、お参りも合間を潜り抜けてのことでした。10月は高野山へのお参りもさせていただき、その感激冷めぬままにお参りさせていただくお山は格別に見えました。

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秋が本格的となり、もみじが色づき、柿の実が今にも千切れ落ちんばかりに熟し、しゅうめいぎく、ジンジャーの花も対照的な美しさです。いつも心を和ませてくれる花などがあり、感謝するばかりです。

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親先生には今月、「無功徳(むくどく)見返りを求めない行いが良い行い。」と戴きました。善い行いをすることを功徳というそうです。ただし、その行いに下心があったのでは功徳とは言わないと・・・(渡會正純師 著:ほっとする禅語より)、昔、中国南北朝時代の梁の皇帝が仏教を保護し善き行いをしたので如何に大きな功徳があるかと問うと、問われた禅の開祖達磨大師は、どれもこれも功徳にならん!と一喝したとか…。善い行いをしても、自分から問いただす功徳は、功徳ではないと・・・。打算があったり、見返りを求めたり、人に知らせたりすると功徳ではなくなるそうです。心を込めてただたださせていただく・・・ことに努めたいものです。

(合掌)

管理人

高野山 奥の院 萬燈会

今週は、高野のお山に参詣させていただき、奥之院萬燈会にお参りさせていただきました。萬燈会は10月1日から3夜に亙って奥之院の燈籠堂で行われるお行で、高野山専修学院の修行僧の方々がお祈りされる声は美しく歌とも聞きほれることでした。奥之院に続く石畳や杉並木は数千とも思える燈籠に照らし出され荘厳そのものでした。

k1810_05 k1810_02 k1810_09 k1810_10 親先生のお若い時代の修行の場であられた普門院でその夜のお世話になりましたが、その上綱さま、親奥さまなど貴重なお話を伺うことができ一番の頂きものとなりました。道中の運転や様々なお世話を戴いた親先生始め皆様方にお礼申し上げるものです。

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(合掌)

管理人