少し春らしい日

月末の久しぶりのご恩日法要にお参りして、お済度いただきました。感謝・・・です。そして、すぐそこに春を感じる嬉しい風景がありました。

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2月は、親先生から、「忍辱(にんにく)」といただいております。受け入れるべきを落ち着いて受け入れることと。悩み多きこの世(此岸=しがん)から、悟りの境地(彼岸=ひがん)に行こうとするには、仏教の菩薩行の、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧の六つ、すなわち六波羅蜜を実践しなければならないとのこと。忍辱は、他人から侮辱されたり、貶められたりするなど如何なる困難にも耐え忍び、逆に、如何に賞賛されても、奢り高ぶり、鼻にかけないことだそうです。

しかし、ただ耐えるのみではいけないと。だれもが持っている仏性を信じて敬い、如何な怨敵であろうと、「仏に導いていただく方」として心から信じて行くことができなければならいと。また、忍辱をひたすら行えば、六波羅蜜の他の五つは行じたのと同じことになるそうで、これを六度相攝(ろくどそうしょう)というと。せめても、忍耐力を高め、何事にも感謝の心を忘れないようにしたいものと思うものです。

 

久し振りの境内には、春めきとともに、お同行様のご苦労によって、山之守護神堂と、淡島堂の御堂が完成していました。

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3月5日は、落慶法要が厳修されるとのことです。本日は、お同行様のご厚志にひたすら感謝しながら、まことにありがたく参拝させて戴きました。

合掌

(管理人)

 

 

やはり厳冬?

月末、百年に一度の寒波が襲来、あちこちで水道破損が発生して大変でした。通常の保温措置では耐えられず、我が家でも凍結箇所が出てしまったものでした。

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今日は、その寒波が去って、おだやかな日に感謝しつつ、お参りさせていただきました。

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境内には、暖かい日もあったものの、一部には30センチ程度の残雪がありました。60センチを超える積雪だったとのこと・・・。

 

それでも、春は近づいています。加えて、年末の暖かさが春らしさを誇張して演出しているようにも見えました。

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一月の親先生のおことばは、「一笑多福(いっしょうたふく)」です。一つの笑いで多くの人に幸せを・・との願いがあると。その親先生は、いつも満面の笑みで迎えていただき、正直、ほっとするものです。すくなからずご苦労もあり、またご多忙であっても、それは変わることなく、ほんとうにありがいことです。

最近知ったことですが、お付き合いのある方から、「緊張する」と陰口を言わしめた小生の場合は、まことに申し訳のないことと、反省しており、今年一年、笑顔の毎日を心掛けたいと思うものであり、この一言をいただいたことに感謝するものです。

合掌

(管理人)