春季彼岸永代経法要

快晴の一日でしたが、吹く風に冬の名残りを感じさせていました。それでも、陽だまりは暖かく、梅、蝋梅などに代わって、菜の花は勿論、雪ヤナギ、レンギョウ、椿などが目を楽しませてくれていました。

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永代経法要・百万遍供養は、本堂にて厳修されました。ご先祖様のご供養につとめさせていただきました。親先生は、ご法話のなかで、去る3月5日に落慶法要された「山之守護神堂」「淡島堂」の建立に触れられ、お同行様のご厚志によるものと強い思いを致されておられました。皆様のお心は少なからず法悦歓喜されておられるであろうと。これぞまさに現世利益であろうと。感謝。

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3月の親先生のおことばは、「同事(どうじ)」自他の隔たりをなくし、つながりの中で生きることと。道元禅師の著された「正法眼蔵」の「菩提薩埵四摂法(ぼたいさったししょうほう)の巻」に、菩薩は、人々を救済するために「布施・愛語・利行・同事」の四つを行うが、それは、私たちが行う修行でもあり、生き方でもあると。その中に「同事」があり、例えば、子供と話すときは、膝まづいて同じ目線にあわせ、分かり易く話すようにするなど、相手の立場に立った行いをすることであると。その積み重ねによって、人との良い関係を結ぶことで、多くの縁に気付くことであると。これも菩薩の行いのひとつであると。

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そして、もう一つ、いつも大変美味しい「お斎」ですが、今日はお彼岸で、これもまた美味しい「おはぎ」が添えられてありました。いつも、お同行様の味付けに感心しながらいただきました。 おありがとうございます。 感謝申し上げます。

合掌

(管理人)

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