6月は梅雨入りしたものの、雨が降らず、寒暖の差が大きい日々が続いていて、体調が思わしくなかったのですが、急に思い立って御廟参拝に同行させていただきました。当初より参拝ご予定の皆さまには、さぞかしご迷惑をお掛けしたことと申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、ご迷惑をおかけしつつも本当によい参拝をさせていただいたと、このうえなくうれしく、感謝でいっぱいの2日間でした。
大本山での初めてのこと尽くしでした。 初日の勤行は観音経、半分も読み上げられず不甲斐なさの思いが残ることでした。そして翌朝のお行は日々のそれに同じく出来てほっとしていましたが、親仏様、お上人様のご宝号などいただいていると思わず涙があふれることで、訳の分からない吾が身に感きわまったものでした。祈願祭のご法話では、「当宗は仏教の一派ですがあなたは仏教徒ですか?」と聞かれドキリとしつつも、日々の一生懸命が、人様のために何ができたかが、そして無欲であられたか、そのことこそ「信心積徳」であるといただきました。奥之院では、開山堂、燈籠堂、八角堂、そして御廟にお参りでき、感激し、ただ感謝し、おすがりするのみでした。
出発直前の追加参加をさせていただき、お同行の皆さまには座席を譲っていただくなど大変なご迷惑をお掛けしたにも拘らず足腰の悪いところなど隅々にご心配をいただき感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
(合掌)
管理人